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 いずみおおつボランティア情報 第39号(2005年3月10日発行) 1面

「減災」へ
 つながろう あなたも私も地域の一員
 私達、ボランティア連絡会のメンバーは「災害に生きるボランティア活動について」の講座に参加しました。この先30年の間に大地震があると言われています。
 或る日突然被災者になった時どう行動するのか考えてみました。
◆「逃げる」
 地震があれば津波もあると考えて、まず逃げること。
 地震発生直後は落下物から身を守る。頭と首のうしろを保護することが大事です。いつどこで被災するか分かりませんから普段から家族と話し合っておきましょう。
 この頃は天災だけでなく事故、盗難などの人災が多くあります。プライバシーは守らなければなりませんが「逃げよう」と声を掛け合える近所づき合いは必要です。災害のとき助けられるか否かは、日常的に自分のいることが知られているか否かだと思います。
◆「備える」
 最寄りの避難所に身を寄せれば水や食料、情報も入手しやすくなるのでしょうが、個人でも防災用品を用意すると安心感があります。
 水・食料・懐中電灯・ラジオ・ビニール袋など、それぞれの家庭で相談して、ザック等に詰めておくとすぐに持ち出せます。
 ゼリー状の食品は水分も補給できて便利です。水入りのペットボトルを持ち歩くのもよいでしょう。できれば、わが町再発見ワークショップを各地域で開き、実際に歩いてみて発見したことや、避難所までの安全確実コースのマップを皆で作り他の地域と交換できるといいですね。
◆「支援する」
 私たちが被災したとき支援に来てくれた、災害ボランティアの働きを充分に生かすためにも地元から出すニーズが必要です。普段から小地域ネットワーク活動で災害弱者に接している人や福祉ボランティアもニーズを伝えることができます。
 しかし、日々変化するニーズと変わらないニーズを、しっかり把握できるのは地域の様子が分っている自治会が中心となるでしょう。
 ご近所だけでなく地域とのつながりも大事です。地域のつながりは自治会だけでなく、公民館・体育館・総合福祉センター等には地域に根づいた市民活動がいろいろあります。これらの人のつながりが、まさかの時に生きてくるのです。「地元の人でないとできない仕事」と「応援部隊でもできる仕事」とに分けて自分たちのことは自分たちで助け合うことが減災につながります。
◆「あったらいいな」
 被災のストレスから心身共にかたまってしまわないように気持や体をほぐし、ほっとさせる活動です。
 話し相手・歌や体操・絵本の読みきかせなど、いつもしていることでボランティアができます。

救急救命講座開催 普通救命講習会 参加者募集
 「備えあれば憂いなし」のことわざのとおり、ちょっとした知識があれば、救急車が来るまでに応急処置ができ、命びろいにつながることも少なくありません。
 毎回、参加希望者が多いこともあり、社会福祉協議会ボランティアセンターでは第3回救急救命講座(普通救命講習)を次の日程で開催いたします。
 参加者には、「普通救命講習修了証」(2年間有効)を発行いたしますので是非ご参加ください。
●開催日  3月25日(金)午後1時〜4時
●場 所  泉大津市消防本部3階(小松町1番70号)
●対象者  市内在住の方
●定 員  30名(先着順)
●参加費  無料
●内 容  心肺蘇生・人工呼吸・止血・溺水・熱傷の手当て等
●講 師  市消防本部救急救命士
●申し込み・問い合わせ
 3月17日(木)までに福祉センター(市役所北隣)へお越しのうえ、お申し込み下さい。
  市社会福祉協議会 電話23ー1390

考えながら学ぶ 読み聞かせ講座 参加者募集
 精神的にも成長過程にある児童にとって、読み聞かせは、情操をはぐくみ、他人を思いやる優しさを身に付けるために大切な体験のひとつといえましょう。
 読み手と聞き手の両者が本を介して心を通わせるまたとない「読書の時間」でもあります。
「楽しい読み聞かせとは?」
 読み聞かせのコツを学習してみませんか。
◆開催日時・内容  表のとおり
  日 時 内 容
1日目 3月22日(火)
午後1時30分〜3時30分
・読み聞かせの種類、読み聞かせの効果、読み聞かせの特色について講義
日本語の音の成り立ち 発声と発音 アクセントとイントネーションの実習
2日目 3月23日(水)
午後1時30分〜3時30分
・読み聞かせの実習を通して、1日目のおさらい
・質疑応答
3日目 3月24日(木)
午後1時30分〜3時30分
・読む立場、聞く立場の両方を体験する
 相互批評、個別に講評を行なう
◆場 所  市立総合福祉センター
◆対象者  市内在住の方
◆定 員  20名(先着順)
◆参加費  無料
◆講 師  萩原 蓉子先生
      教材の本は用意します。
◆申し込み 3月17日(木)までに福祉センターへ 電話23ー1390

市民活動紹介C 人形劇サークル”まいあ”
 私達は、平成6年度図書館の人形劇講座を経て結成したグループです。
 童話や昔話、絵本を題材に、オリジナルの台本を作り、人形、小道具、舞台装置を一つ一つ手作りし、みんなの力で作品を作り上げていきます。制作過程で意見を出し合い、ワイワイにぎやかに楽しく練習に取り組んでいます。
 主な公演の場としては、市立図書館、保育所、幼稚園、小学校、公民館などです。また、市民病院ふれあいまつり、泉大津ふれあい大会などにも参加してきました。
 今後も市内を中心に、少しでも多くの人々に親しみを持って人形劇を楽しんでもらえるように、頑張って活動をしていきたいと思っています。
 問い合わせ 市立図書館 電話32ー0562


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