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 社協いずみおおつ 第71号 (2004年5月18日発行) 1面

うるおいとやすらぎのある福祉のまちづくりをめざして
 私たち社協といたしましては、地域福祉活動の推進に向け、組織強化や財源の確保などあらゆる努力をしなければなりません。
 特に、市の地域福祉計画の推進に関しましては、私たち社協といたしましても、公民協働の理念の下に、車の両輪のごとく市と一体となって、地域福祉活動計画の策定をも視野に入れながら、進める必要がございます。社協の使命は申すまでもなく、地域福祉の強化推進でありますが、そのためには、小地域ネットワーク活動をさらに発展させることが課題であります。
 この活動の活性化こそ、まさに、地域福祉活動計画策定の根幹をなすものであります。このようなことから、今後、地域の皆様方との対話を深め、ニーズ把握に努めるとともに、その対応を図ってまいりたく存じます。
 また、本年の新たな取り組みといたしましては、ファミリー・サポート・センター事業がございますが、この事業は、子育て支援事業であり、何らかの事情により、お子さんを一時的に預かっていただきたいという方々に対応する制度でありますが、この事業は、依頼会員、提供会員、両方会員という会員組織により運営するものであります。
 また、本年度は、組織構成会員制度の導入を行い、社協の組織強化に努めるとともに、今後の社協の経営についても、よく検討してまいりたいと存じます。
 このほか、高齢者の介護問題に関しましては、基幹型在宅介護支援センターにおける相談体制の強化やその充実に努めてまいります。
 こうした活動の推進に際しましては、市の健康福祉部各課をはじめ、関係機関団体との連携が、必要不可欠であり、十分調整を図りながら進めてまいりますが、役員皆様方や関係団体の皆様方の一層のご支援、ご協力をお願いいたしまして、事業計画といたします。
 なお、具体的な活動の内容は、次のとおりでございます。
組織の強化
・事務局職員の資質の向上に努めるとともに、連携強化を図る
・役職員研修の実施
・組織構成会員制度の導入
財政の強化
・会員会費制の推進
・共同募金運動の推進
事業・活動の推進
・地区福祉委員会活動の推進
@小地域ネットワーク活動の推進
A福祉委員研修の実施
B福祉ふれあいまつりの実施(ふれあいカラオケ大会・模擬店)
・ボランティア活動の推進
@小学生・中学生ボランティア体験学習事業の推進
Aボランティア講座の開催
Bボランティア情報ネットワーク事業の推進
Cボランティア研修会の開催
D朗読テープ(声の広報等)の貸出事業
E点訳図書の作成および貸出事業
F手話通訳・要約筆記通訳の派遣事業
Gボランティア保険事業
・地域福祉・在宅福祉事業の充実(含、福祉基金事業)
@ひとり暮らし老人への友愛訪問(年6回)
A重度障害者入浴サービス事業(移動入浴車による)
Bねたきり老人・重度障害者布団丸洗乾燥サービス事業(年2回)
C老人健康マッサージ事業の実施
・地域福祉活動計画の策定
@策定委員会の設置
A地域座談会
・広報活動の充実
@「社協いずみおおつ」の発行(年4回)
A「ボランティア情報」の発行(年2回)
B各種しおりの発行
Cホームページの運営
・低所得者世帯等への援助活動の推進
@大阪府生活福祉資金貸付事業(含、離職者支援資金貸付業務)
A泉大津市民生委員児童委員協議会小口生活資金貸付事業
・市受託事業の円滑な遂行
@総合福祉センター管理運営受託事業(各種講座等の開催)
A泉大津市簡易通所授産施設「さつき園」管理運営受託事業
B基幹型在宅介護支援センター運営受託事業
Cファミリー・サポート・センター運営受託事業
・地域福祉権利擁護事業・福祉サービス等苦情相談事業の推進
・車椅子の貸出事業(介護保険認定外の方を対象)
・心配ごと相談所の運営
・献血事業の推進
・福祉関係団体事務局業務の円滑な運営
・老人介護者(家族)の会の運営
 
平成16年度 泉大津市社会福祉協議会 一般会計予算
単位 千円
収 入 の 部 支 出 の 部
 会費収入 2,000  人件費支出 138,605
 寄付金収入 3,000  事務費収入 19,120
 経常経費補助金収入 71,386  事業費支出 21,985
   市補助金収入 71,386  分担金支出 2,400
 助成金収入 110  助成金支出 7,257
 受託金収入 107,503  負担金支出 467
   府社協受託金収入 3,300  経理区分間繰入金支出 2,700
   市受託金収入 104,203  積立預金積立支出 52
 共同募金配分金収入 3,590  予備費 1,204
 経理区分間繰入金収入 2,700    
 前期末支払資金残高 3,040    
 その他 461    
収 入 合 計 193,790 支 出 合 計 193,790


「車椅子用自動車貸出事業」をご利用ください
 社会福祉協議会では、市内に居住する移動が困難な高齢者、重度身体障害者(児)又は、知的障害者(児)に対し、外出を支援するために車椅子に乗ったままで搭乗できる自動車(運転者は別に必要)を貸出ししています。
 ご利用には、事前に面接のうえ、登録していただく必要があります。
車 両
 車椅子用スロープ付き軽自動車
対象者
 車椅子を使用しなければ外出が困難な高齢者、重度身体障害者(児)又は、知的障害者(児)。
運転者
 家族(親族を含む)で、21歳以上で運転経歴が3年以上の人。
利用回数
 月2回以内
利用できる地域
 大阪府内
費 用
・登録料 500円(登録時のみ)
・利用料 1回500円(但し、走行距離が30qを超えた場合は、加算料金あり)
使用可能な車椅子
 一般的な介助用・自走用車椅子等(但し、電動車椅子やサイズの大きい車椅子についてはご使用いただけない場合があります。)
詳しくは、社会福祉協議会(23ー1393)まで

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