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 いずみおおつファミサポだより 創刊号(2004年8月1日発行) 3面

出会いの広場
○依頼会員  保東 奈穂美○
 我が家の長男、保育園年中児の雄哉は、今年の4月から保育園への送迎を提供会員の佐橋さんと小西さんにお願いしています。  朝6時40分、雄哉が「めだかのおばちゃん」と呼んでいる、佐橋さんのお宅へ連れて行きます。そこで登園時間まで過ごします。
 めだかに餌さをやるのが雄哉の仕事らしく、毎朝「早く行こう」と大騒ぎです。
 夕方は小西さんが保育園まで迎えに来てくれます。姉2人しかいない雄哉は、小西さんちのお兄ちゃんに相手をしてもらうのが嬉しいようです。夕食もお世話になり、食事中行儀が悪くて時々叱られたりするほど、もう一つの我が家のようにくつろいで過ごしています。
 頼れる肉親が近くにいない我が家と同じような環境にある核家族はこれからも増えるでしょう。ファミリーサポートセンターは、そんな家族に心強い見方になると思います。
 悩んでいる方、一度ご相談されてはいかがでしょうか。

○提供会員 佐橋 かず子○
 朝6時20分、主人と二人で外に出て雄君を待ちます。6時40分頃お母さん(時々お父さんの場合も)の自転車で来ます。お母さんが自転車から降りなくてもいいように雄君と荷物を降ろして見送ります。
 雄君は必ず家に上がるときは靴を揃えます。主人も私もいつも感心させられます。家にはメダカが沢山いて、雄君は毎日のえさ係です。今では私達はメダカのおじちゃんおばちゃんと呼ばれています。テレビを見る時は、いつも主人のひざの上か横にピタリと座って大好きなハリモグハーリーを見ます。「おじちゃん遊園地を作ろう」と言っては、ビールやタバコの空き箱で遊園地、電車、車などを作って遊びます。8時になると安全に気を使い、車の通りに出るとき等は『右見て左見て』と言うと「もう一度右見るんやで」と楽しくお話ししながら保育園に送ります。8時10分頃園につき『雄君バイバイ』『おばちゃんバイバイ』で私の一日の援助が終わります。

○提供会員  小西 奈保子○
 『第1回ファミリー・サポートセンター』。初めに目にしたのは、広報でした。家には、まだ幼稚園の子どもが居ます。働くことが難しいので申し込むことにしました。今働いているお母さんや、子育てに疲れている方の少しでも力になれればいいかなぁと軽く考える反面、いろいろ考えることも有りました。でも「第1回目、皆始めての事、初めてみないと解らない、やってみよう」と、思うようになりました。依頼会員さんを紹介して頂き最初は、どちらも緊張もあり、ご飯も一口位しか食べませんでした。一週間もすると慣れてご飯もだんだん食べてくれるようになりました。今では、保育園での話や、家での出来事など、何でも話してくれるようになり、お腹のすいた時には『おばちゃんご飯まだ?』『おかわりある?』など、遠慮も無くなってきました。(笑い) まだまだ始まったばかりですが、これからもたくさん笑ったり時には、叱ったりするのも大切だと思います。病気などで、急にお休みの日はちょっとさびしい今日このごろです。これからも宜しくお願いします。


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